2008年05月13日

児童自立支援専門員・児童生活支援員

福祉の仕事は、高齢者や障害者に関わるものばかりではおまへん。
非行少年の社会的自立を支援する仕事に児童自立支援専門員・児童生活支援員があるんや。

喫煙や飲酒、窃盗やらなんやらの非行に走ったり、または走るおそれのある児童や、保護者の監護が適切でない家庭環境にある児童が入所する児童自立支援施設で、児童の生活・学習・職業指導を行ない、社会的な自立を支援するのが児童自立支援専門員、生活支援を行なうのが児童生活支援員の仕事や。
これらの仕事に従事する人は、以前「教護」「教母」と呼ばれておったんやが、1998年に改められたんや。

具体的な仕事の内容は、「家庭舎」と呼ばれる寮に住み込み、一般家庭に近いかたちの小集団のなかで児童と寝食をともにしながら、親代わりとなってさまざまな指導を行ないまんねんわ。
また、医師や教員とも協力し、家庭舎を退所してからも集団生活に耐えうる強い人間に成長していくよう援助しまんねん。
入所しとる児童は親の愛情に飢えとる場合もようけ、社会に不信を抱いとることも少なくおまへん。
そうした児童に対し、その原因を深く追求し、社会へ適応できるように根気強く指導していきまんねん。
少年非行が増加するなか、児童自立支援専門員・児童生活支援員の役割はまんねんまんねん大きくなることでっしゃろ。

勤務形態については、施設内で児童とともに生活しながら指導にあたるため、24時間の住み込みが基本や。
せやけどダンさん福祉の現場でよく問題となる閉鎖性が強くなりがちであるため、勤務形態の見直しが求められるようになってきていまんねんわ。

これらの職種で就職するには、まず児童自立支援専門員は児童指導員任用資格を、児童生活支援員は保育士資格を取得するのが一般的なルートや。
次に、児童自立支援施設はほとんどが公立のため、各都道府県が独自に行なっとる採用試験に合格せへんけまへん。
わい立の施設の場合は、各施設ごとに行なわれる採用試験に合格しなけてはいけまへん。
せやけどダンさん、いずれにしても施設数が少なく、職員の募集は欠員補充として出される場合がほとんどで、採用状況は厳しいのが現状や。
posted by 管理人 at 17:44 | TrackBack(0) | 福祉 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

母子指導員・少年指導員

福祉の職場で活躍しとる人の中に「母子指導員」「少年指導員」ちう職種があるんや。
これらの人は「母子生活支援施設」ちう、以前は母子寮と呼ばれとった施設で働いていまんねんわ。
これは、何らかの理由により配偶者がおらず、経済的に困窮しとる母子に、生活の場を提供し、社会的に自立できるよう支援をするちう目的で設置されていまんねんわ。

母子指導員は、母子生活支援施設において、母親に対して就労援助を行なりよったり、日常の育児・家事の相談に応じたり、親族との関係を改善するため精神面で支援し、法的な手続きや関係機関との調整を仕事としまんねん。
これに対し少年指導員は、子どもの日常生活の援助を中心に、学習や生活習慣を身につけられるような行事を立案したり、人間関係をうまく保てるような援助をする仕事をしていまんねんわ。

一般に母子生活支援施設は職員数が少なく、母子指導員、少年指導員は、保育士、栄養士やらなんやらのほかのスタッフと協力しながら、子どもが退所年齢(18歳)になるまでに自立できるよう、母親にも子どもにも精神面、生活面の両方から支援する必要があるんや。
また、入所する母子は、夫の暴力やギャンブル、アルコール依存、薬物依存、借金やらなんやらの理由で離婚したり、未婚のまんま出産して就労でけへんやらなんやらの問題を抱えとることが多いや。
そのため、職員は母親・子どもへの指導・援助を行なうといっぺんに、よきパートナー・よき理解者として接することが大切や。

母子指導員になるためには、まず以下のような任用条件のいずれかを満たす必要があるんや。
●厚生労働大臣の指定する養成学校、養成施設を卒業する
●保育士の資格を取得する
●高校卒業後、児童福祉事業に2年以上従事する
少年指導員については規定はおまへんが、児童指導員任用資格を持っとることを条件にされることが多いようや。

採用については、自治体によっては福祉の専門職として募集しとるトコもあるのやけどアンタ、ほとんどは一般の公務員として採用され、この場合必ずしも希望する施設や職種に配属されるとは限りまへん。
また、母子生活支援施設は年々減ちびっとており、今後も増えることはまずないと言われていまんねんわ。
したがって、就職は厳しいのが現状や。
posted by 管理人 at 17:44 | TrackBack(0) | 福祉 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

児童福祉司・相談員

児童福祉司・相談員とは、児童相談所に勤務しとる職員のことや。
子どもたちの保護や福祉に関するいろいろなことについて、相談に訪れる親や保護者、または子ども本人に、必要な調査や社会的診断を行なりよったうえで、問題解決のための援助や指導をするのが仕事や。
ときには同じ児童相談所で相談業務を行なっとる心理判定員、小児科医、精神科医やらなんやらと一緒に相談者へのカウンセリングや指導を行ない、問題解決にあたることもあるんや。
このように専門職スタッフと協力して、問題解決の最善の方法を見つけ出しまんねん。
児童福祉司・相談員はどちらも仕事の内容はほぼ同じで、ときにはどちらの職種も「ケースワーカー」と呼ばれることがあるんや。

児童相談所に寄せられる相談内容はさまざまで、親・保護者からは病気や離婚、経済的な事情で子どもの健全な養育がでけへん、といった内容の相談がようけあるんや。
子ども側からの相談では、窃盗・傷害やらなんやらの犯罪や不良行為、自閉症や不登校といった心の問題やらなんやら多岐にわたっていまんねんわ。
きょうびでは養育放棄や、児童虐待の問題も増加しとる傾向にあるようや。
このような複雑な問題に対応するため、児童福祉司・相談員の仕事には、社会学・心理学・福祉に関する知識・ケースワークの技法やらなんやらの専門的な知識が要求されまんねん。
児童福祉司・相談員になるには、どなたはんとでもコミュニケーションがとれる幅広い教養と経験、どないな人の話にも耳を傾けられるやさしさと根気が必要や。

児童相談所は行政機関やので、ここで働くためには地方公務員試験に合格せななりまへん。
ほんで一般行政職として採用された後に児童相談所へ配属される、もしくは定期人事異動によって配属される場合に児童相談所で働くことができるのや。
オノレが児童福祉司の任用条件を満たしていて、児童相談所での勤務を希望しても、必ずしもそのポストにつけるとは限りまへんのが現状や。
posted by 管理人 at 17:44 | TrackBack(0) | 福祉 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。